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ワンルームと1Kの違いとは?

2025-01-15 ブログ

賃貸物件を選ぶ際、「ワンルーム」と「1K」という間取りの用語をよく目にします。
どちらも一人暮らし向けの間取りとして人気ですが、その構造や特徴には明確な違いがあります。

自分の生活スタイルに合った物件を選ぶためには、それぞれのメリット・デメリットを理解することが重要です。
本記事では、ワンルームと1Kの定義、違い、選び方、注意点について詳しく解説します。

1.ワンルームと1Kの定義

ワンルームと1K

①ワンルーム

概要

ワンルームは、部屋全体が一つの空間として構成されている間取りです。
キッチン、リビング、寝室が仕切りのない一つの部屋に収まっています。

特徴

  • 部屋の広さは15~25㎡程度が一般的
  • キッチンは簡易的で、玄関付近に配置されることが多い
  • バス・トイレが一体型(ユニットバス)の物件が多い

②1K

概要

1Kは、キッチン(K)と居住スペース(リビングや寝室)が扉や壁で区切られている間取りです。

特徴

  • 居住スペース(6~8畳程度)とは別に、キッチンが独立している
  • キッチンが居室と分かれているため、料理の匂いや油煙が部屋に広がりにくい
  • バス・トイレ別(バストイレ別物件)が多い

2.ワンルームと1Kの違い

ワンルーム

  • 部屋が一つの空間で構成されている
  • キッチン、リビング、寝室が一体型
  • ユニットバスが多い
  • 15~25㎡程度
  • 同エリア・同条件なら1Kより安いことが多い
  • 部屋全体を広く使える

1K

  • キッチンが居室と壁や扉で区切られている
  • キッチンと居住スペースが独立
  • バス・トイレ別が多い
  • 20~30㎡程度
  • ワンルームより高めの家賃設定が一般的
  • 生活エリアを分けて使いたい場合に適している

3.ワンルームのメリットとデメリット

メリットとデメリット

ワンルームのメリット

家賃が安い

同じエリアの1K物件と比べて、家賃が安い傾向があります。

コンパクトで掃除がしやすい

1つの空間にすべてが集約されているため、掃除や整理が簡単です。

一人暮らし初心者に向いている

初めて一人暮らしをする学生や若い社会人にとって、手軽に利用しやすい間取りです。

ワンルームのデメリット

生活感が出やすい

キッチンと居室が一体型のため、料理の匂いや生活用品が部屋全体に広がりやすい。

プライバシーが確保しにくい

友人や家族が訪れた際に、生活空間が丸見えになりやすい。

狭さを感じる場合がある

キッチンや収納がコンパクトなため、荷物が多い人には不向き。

4.1Kのメリットとデメリット

1Kのメリット

居住空間とキッチンを分けられる

キッチンと居住スペースが分かれているため、匂いや油煙が広がりにくい。

プライバシーが確保しやすい

部屋に扉があるため、来客時にも生活空間を隠すことができます。

バス・トイレ別が多い

バストイレ別物件が多いため、快適な水回り環境を確保できます。

1Kのデメリット

家賃が高め

同じエリアで比較すると、ワンルームより家賃が高くなることが一般的。

部屋が狭く感じる場合がある

キッチン部分が独立しているため、居室スペースがワンルームより狭くなる場合があります。

掃除が手間になる

キッチンや居住スペースが分かれているため、掃除に時間がかかることがあります。

5.ワンルームと1Kの選び方

①ライフスタイルに合わせる

ワンルームが向いている人

  • 自炊をあまりしない人(料理の頻度が少ない)
  • 家賃を抑えたい学生や新社会人
  • 部屋を広々と使いたい人

1Kが向いている人

  • 自炊が好きで、料理を頻繁にする人
  • プライバシーを確保したい人
  • 生活空間を分けたい人

②家賃とコストのバランス

初期費用や月々の家賃を比較し、予算に合った物件を選びましょう。
ワンルームは光熱費が抑えられる場合が多いですが、1Kの方が生活の快適性が高いことがあります。

③荷物の量と収納

荷物が多い場合は、収納スペースが充実した1Kが適しています。
最低限の荷物で暮らせる人は、ワンルームでも十分な場合があります。

6.注意点

注意点

①内見時に確認すべきポイント

ワンルームの場合

  • キッチン設備が自分の使い方に合っているか確認する
  • 収納スペースが十分か確認する

1Kの場合

  • 居室とキッチンの間の扉の有無や、居住スペースの広さを確認
  • バス・トイレが別かどうか確認する

②エリアによる違い

都心部ではワンルームが多く、郊外では1Kが一般的です。
家賃相場や物件数がエリアによって異なるため、自分が住みたい場所の物件情報を事前に調べておきましょう。

③生活動線の考慮

ワンルームでは、キッチンやベッド、デスクなどが一体化した空間に配置されるため、生活動線がスムーズになります。
1Kはスペースが区切られている分、部屋間の移動が発生するため、効率的な配置が求められます。

まとめ

ワンルームと1Kは、それぞれ異なる特徴を持つ間取りです。
ワンルームは費用を抑えたい人やシンプルな生活を求める人に向いており、1Kはプライバシーや快適性を重視する人に適しています。

自分のライフスタイルや予算、必要な設備を考慮して、どちらの間取りが自分に合っているかを判断しましょう。
内見時には実際の広さや設備をしっかり確認し、納得したうえで物件を選ぶことが重要です。